アレルギー性皮膚炎の犬は色々なサインを出しています。特に飼い主さんが気付きやすいのが「痒み」です。「足先をよくなめる」「後ろ足で耳を掻く」などの行為は、アレルギー性皮膚炎のために体が痒くなっている可能性があります。
・足先をよくなめる
・体中を掻く
・耳の後ろを掻く
・顔を地面に擦り付ける
・お尻を地面に擦り付ける
アレルギー性皮膚炎になってしまった皮膚は色々な病変を示します。犬が掻いている体の部分をよく観察すると、皮膚が赤くなっていたり湿疹ができていたりと、さまざまな病変が見られます。
掻破痕
(そうはこん)
引っ掻き傷の痕
紅斑
(こうはん)
発赤して、
皮膚が赤くなる
色素沈着
皮膚や被毛が
黒っぽくなる
苔癬化
(たいせんか)
皮膚が硬く
ぶ厚くなる
脱毛
局部的、または
全体的に
毛が抜け落ちる
アレルギー性皮膚炎の病変は、皮膚の薄いところや粘膜などの弱い部分に出やすい傾向にあります。また、アレルゲンによって症状や病変の出る部分が違うことがあるため、正確に症状・病変を把握することは、原因となっているアレルゲンを特定する目安にもなります。
花粉・室内物質がアレルゲンの場合の病変部位
・脇の下・下腹部などの毛の薄い部分
・肉球・指の間
食餌がアレルゲンの場合の病変部位
・口元・目の周り・背中・肛門周辺